こんにちは、i沢です。
先日ハローワークで職業適性検査なるものを受けてきました。
そもそも今回の退職で、ハローワークに行くことすら初めてでした。
初めての場所って緊張しますね。
知らないカフェ、知らない病院、知らない会社、知らないバス、全部苦手です。
「最初は誰でも知らなくて当たり前」とはよく言われますが、当たり前のルールがあったらどうしようとか恥ずかしい思いをしたら嫌だなとかずっと考えている人生です。
旦那さんに「失業手当の手続きをして」と言われたのでしぶしぶ行った次第…
早速脱線しましたが、ハローワークへ無事到着し運よく前の人がいらっしゃって、
総合受付の列に並べば良いというのがわかったので前習え。
失業手当の給付についての説明や手続きなどを行って、職業相談へ。
行政の手続きをする窓口と、職業相談をする窓口が異なるようですね。
改めて他人に今後のキャリアについて相談したこともなかったので、
せっかく頑張って足を運んだこの機会に色々聞いてみようと思い
- 結婚を機に退職して妊活なども考えているため、就職してすぐ産休は避けたい
- 今デザイナーとして働いていたが、デザインの仕事は楽しくないかもしれない
- フリーランスとして働いていきたい目標がある
などをお伝えしてみました。
すると親身になって一緒に考えて頂いた中で、職業訓練や適性検査の話が出てきて、
無料だしそれならばぜひやってみようというのが始まりです。

前置き長すぎ
適性検査の内容
私が受けたのは「キャリア・インサイトEC」というものでした。
キャリア・インサイトとは?
キャリア・インサイトは、利用者自身がコンピュータを使いながら、職業選択に役立つ適性評価、適性に合致した職業リストの参照、職業情報の検索、キャリアプランニングなどを実施できる総合的なキャリアガイダンスシステム(Computer Assisted Careers Guidance System)です。
ハローワークのPCの画面上で多くの質問に「はい・いいえ・どちらでもない」などで答えていきます。
そう、あくまで自己評価です。
昨今流行っている性格診断に似ていますね。
正直、適性検査に来ているので、ある程度の評価項目は予測がつくと思います。

こう答えたらこうになるんだろうなというバイアスも結構かかってましたので、
悩まず直感的に答えていった方が正しいかも。
質問に答え終わると、結果が10数枚プリントアウトされ、
それを基にまた職業相談担当の方と面談を行います。
ということで私の結果発表~
私の担当者の方は、1枚1枚丁寧に解説やアドバイスをしてくださりました。
前職や今までの経験が結果に出やすいという点などを補足いただきつつ、
これから目指したいものは自分に向いているのか、なども相談しながら面談してもらいました。
あくまで私個人の結果なので参考程度に。
先ほどもお伝えしましたが、
評価項目が分かってしまうとどうしてもバイアスがかかるので閲覧にはご注意くださいね。
どんな能力に自信があるか


私の場合、前職がデザイナーなので「アート&クリエイト」の項目が高いですね。
これは今まで仕事としてやってきた分、それなりに他人より長けている自信があるからです。

ただ私はこの自分の「芸術性」の部分に疑問を感じていました。
それから、「ボランティア&サポート」は「困っている人がいたら助ける」的な質問が効いてると思うのですが、「業務上で同僚が困っていたら助けるよなあ…」という状況を想像して答えたので少し高めに出ているとご助言頂きました。
2枚目には、能力が高く出ている項目から関連する職業名が羅列されています。
13歳のハローワークを読んでいるみたいでこれだけでも面白いですね。
どんなことに興味があるか



あなたの場合、他の人と比べて関心の高い領域と関心の低い領域がはっきりと分かれています。
随分とわかりやすいですね~
そりゃ興味ないことやったら急にモチベーション下がるわけだ。

飽き性なのもここからきているのかな。(言い訳)
こちらも、前職の経験などが反映される部分とのことでした。
例えば、今まで部下をマネジメントする立場にあったので、「組織の有り方」や「経営者の考え方」なども視野に入れて仕事をしてきた点が、私の「企業的興味領域」に反映されている可能性もある…などですね。
自分を表現する、物を作る、などの項目が低い点が結構グサッと来ていました。

デザイナーとは…
意外とお堅い仕事が関連リストに並び驚きましたが、
元々事務職希望で決まった作業をしてその中で業務改善をしていきたいと思っていたので納得でもあったりします。
仕事に対する価値観

「仕事」において、何を重視するかという質問だった気がします。
直接的な質問だったので特に解説はありませんでしたが、
今後、妊娠出産などを考えていくにあたり、休日や勤務地などの重要度が高いです。
どんな働き方が向いているか




1枚目は自分がどんなタイプのプレイヤーであるかの評価です。
スーパー個人プレイヤーで笑いました。
これは協調性がないとかではなく、自分がどんな環境を好むかという項目だそうです。
実際、私は協調性めちゃくちゃある方だと思います。(自分で言う)

ただ、好きで協調性があるわけではないです。
1人の方がよっぽど楽です。
意外とジェネラリストというのが強く出ていた点も驚きました。
これも前職の経験が少し入ってるでしょうね…とのことです。
良くも悪くも、前職の経験が個性・特性として身についているんだなあとつくづく実感しました。
これを生かすも殺すも自分次第だと感じましたね。
さて2枚目。これは全部低いですね~と驚かれました。
ストレスにも弱くて、変化も求めず、自信もない…社会人として大丈夫なんだろうかと自分で思います。
担当者の方にも、これまで色々やって来たのだからもっと自信を持っていいと思いますよと温かい言葉をいただきました…

自分を大切にしようね…自分の人生なのだから…😢
そして3枚目は自分がどういった環境の職場を好んでいて、さらに例としてイメージされる職種が記載してあります。
現在あなたがやりたいと思っている仕事や活動の内容と、あなたの好む職場イメージとが近いかどうかを考えてみてください。
とのことなので、あくまでイメージでありこの仕事だからこう!ということはないようです。

職種だけでなく事業所や部署でも環境は変わるし、あくまで目安ってことだね。
4枚目は対人関係の業務です。
ここまでで担当者の方にもさんざんお伝えしているのですが、私は人との接触がとても苦手です。
(実は冒頭の話もちょっとだけ関係していました)
案の定すべてに低い数値が現れていて、
改めて私は接客業やコールセンターなどの対人業務は全く向いていないんだなと逆に自信が持てました。

これだけでも、適性検査を受けてよかったと思いました。
向いてないことはきっと続かないし心身ボロボロになると思います…
(実際なりました)
ただ、担当者の方も仰っていましたが、「対人業務のない業種はほとんどない」ということです。
どんな職業でも少なからず人とコミュニケーションをとることがあります。
会社に属せば同僚や上司部下がいますし、何のフリーランスだってお客様は人間です。
以前旦那さんに相談した時に、
対人業務が発生する営業部門は旦那さんが、制作部門は私がという体制にするのはどうだろうという提案を受けました。

そうかそんな方法があったのかと目から鱗でしたね。
実際やってみるところまで具体化しなかった話ですが、
確かに1つの方法だなと思ったのでシェアしておきます!
総合評価



さて長かった結果もこれが最後。
今までの情報を総合的に評価しまとめてもらっています。
私に関してはこんな感じにまとまっています。
結構会社員向きですよね笑
まとめ:結果はあくまで目安
さてここまで、私の結果と担当者さんからお伺いした内容を元にお伝えしてきました。
一つお伝えしたいのが、結果は適性検査の結果でしかなく、
本当にやりたいこと、本当に向いてるかどうかは結局やってみないとわからないよね!
ということです。
このブログのタイトル通り、30代半ばにして迷走しまくっている私ですが、
考える材料になるものが一つ増えたというくらいの気持ちです。
知らない仕事もたくさんあり、世の中にはこんな仕事があるんだな…と自分の世界の狭さを痛感したくらいです。
今後のキャリアを考えたり、就職するにあたって自分の強みを知ったり、
そういった使い方が出来ればいいのかなと感じました。
- 何がしたいのか分からない
- 今の仕事に向いてない気がする
- 自己分析したい
こういった思いがあればぜひ相談してみるのもいいかなと思います!